ピマ人が結構本気で書くブログ

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世界の終わりとハードボイルドワンダーランド







村上春樹小説の中で、一番気になっていたこいつをついに読みました。*

非常に隠喩が多いというか、全てが隠喩であると感じました。一応説明しておくと隠喩とは、小説中で出てくる風景などが、主人公の心中を表している、と言うような技法です。結局どこが隠喩で、隠喩と気付けてもそれがどう現実世界と対応しているかは3割くらいしか分かってないのではないか、という印象を受けました。しかし、それでも楽しめるのが隠喩のいいところで、かなり面白い小説でした。要するに、風景が主人公の心中を察している事に気付けなくても、風景は風景として楽しめるという事です。もっと言えば、その隠喩が無自覚に自分の心に響いて、小説を面白くしているのかもしれません。

村上春樹の小説を読むと、その後私は文学モードに入ります。文学モードとは、自分が現在周りにあるモノを文章で頭の中で記述してしまう事です。(はい?)電車の中で本を読んでいた時はこうです。「私は駅に降り立つと点字ブロックを一つ飛ばしで歩き、改札の方へ向かう。駅では全ての人間が自分の忙しさを主張しているように見える。彼らの声や足音は東京の空にこだまして、そのせいで余計空が黒ずんで見える。云々」的な。そう言うの無いですか?

この小説はみんなの評判がすごく良くて、メチャ期待して読んだので、少し期待はずれでしたが、それでも私が大好きな村上春樹の小説の中で一番良かったです。私の好きな「時間という概念」というテーマにもかなり触れていて、実に興味深い内容でした。書ききれない深淵な読後感の中で、一つだけ一番好きだった一節のレビューを書きます。

最後の方に「清潔で使い道がないモノが好き」という一節があります。清潔で意味の無いものの例として、「浜辺に打ち上げられた様々なもの」「夜明け前の暗い時間」というものが挙げられています。何となく感じ取っていただけたでしょうか。
地球はモノであふれています。車、花瓶、ヨーグルト、、全てに使い道があり、意味があります。人工物だけではありません。雨、チーター、ウィルス、そんなものにも「意味」を感じる事ができます。
そんな中、「意味」を感じる事の出来ないモノは、ごく少数です。しかも清潔なものとなればなかなか見つけるのは困難なのです。ちなみに私の中ではグリーンランドとか、御影石とか、空色カタルシス(自画自賛)とか。(もっといいの思いついたら教えて下さい)

世界に意味のないものがあるとすれば、世の中に神がいるとして、それは神の遊び心、もしくはミスだと思えるのです。それを見つけるのは結構アリだと思いませんか(あれ?)
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2006.05.02[Tue] Post 12:11  CO:0  TB:0  未分類  Top▲

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